パス回しが得意なバルセロナのスーパースター、シャビ選手は1試合に550回首を振って周りを見るそうです。
換算すると10秒に1回ぐらいです。
周りの状況を把握するのに首を動かしてチェックするのが大切なことは言うまでもありません。
サッカー小僧はどれくらい周りを見るとよいか
ところで、サッカー小僧はどれくらい周りの状況を確認できていますか?
シャビが10秒に1回なら、小学生なら20秒に1回くらいでいい?
という声が聞こえてきそうですが、私の答えはNoです。
状況をイメージする力が十分高いスター選手が10秒に1回周りを見なければならないのならば、状況をイメージする力がまだ十分に育っていない小学生は5秒に1回周りを見る必要があると考えています。
我が家のサッカー小僧は周りが見えている時とそうでないときでプレーの質が全然違います。
疲れてくるとまず初めに出来なくなるのが周りを見ることです。すると、パスがもらえない、パスを出せない、すぐに裏を取られる、先を読めなくて反応が遅れる、その結果たくさん走らなければならない・・・よけい周りが見えなくなる。
そんなときはひと呼吸置いて、いちど周りをよく見ることに意識を置き直すことが必要です。