ビデオを撮って試合に適応する力をつけよう
レベルが上がってくると、試合では、自分たちのコンディションや相手チームに応じて素早く戦い方を修正することが求められます。前回試合に適応する力をつけるために普段と違うチームで試合をすることをお勧めしました。
今回は試合を通して「戦い方を修正する力」の上達効率をUPするためにビデオをとろうというお話です。
なぜビデオが重要か
良いプレーが出来るためには、
- 良いプレーがイメージできること
- そのイメージ通りに実際にプレーできること
の両方がそろう必要があります。そこで2つのポイントが出てきます。
1.良いプレーのイメージをつくれるか
サッカー少年たちは試合中には必死でプレーをしますが、そのプレーが効果的だったかどうか振り返る必要があります。ビデオを見ればどういうプレーが良いプレー、どういうプレーが良くないプレーか理解することが出来ます。
その理解があってこそ、より良いプレーをするために「考える」「戦い方を修正する」という行動が生まれます。
2.実際とイメージの差を縮める
どんなスポーツにおいても、
「自分の実際の動き」と「自分がしていると思っている動き(イメージ)」
には差があります。
ポジショニングのような広い視野でみても、細かい体の使い方という狭い視野で見ても、実際とイメージに差があります。
その差を縮めるためにビデオ撮りは、「百聞は一見にしかず」で効く訳です。
親は人目を気にせずビデオを撮ろう
毎試合ビデオを撮っている人ってそんなにいないです。他の人がやらないことを自分だけやるのは気が引けますが、そこは我慢のしどころです。
他の人がしないことをしてこそ、他の子より上達させてあげられるのですから。
あなた自身も周囲の人も、なれてしまえば、あなたがビデオをとっているのが当たり前になります。