子どもがコーチの指示をどう捉えているか
サッカーチームではコーチが子どもたちに色々な指示をします。
その捉え方は子どもそれぞれでしょう。
全然聞いていない子もいれば、指示通りにすることに必死になる子も。
我が家の小僧は日本とカナダで今まで多くのコーチと出会いゲームをしてきました。
ある時、小僧は「日本のコーチは○○というけど、カナダのコーチは××というからどうすれば良いか分からない」と言いました。
コーチの指示は助言、判断は自分で
「日本のコーチは○○というけど、カナダのコーチは××というからどうすれば良いか分からない」という発言から判るのは、
いままで指示通りに動き、自分の判断で動いてはいなかった
ということです。
これは非常に大事な発見でした。
どんなに良いプレーが出来る選手でもそれが自分で判断したものでなければ、どこかで成長がストップするのは眼に見えています。
「サッカーに絶対正しい選択はない」というのはサッカー協会の指導者講習会でも語られる定説です。
コーチがどんなことを指示しても、最終的にプレーをどう選択するかは自分の判断しろ。それが上手く行くかどうかでサッカーを覚えて行く。
我が家の小僧にはこのように教えました。
コーチによって指示が違った時、
・どうしていいかわからない
ではなく、
・いろんな助言をもらえた
と捉えられるようになるといいですね。