重心を低くするために腰を意識するのは本質的でない
重心が低いというのはサッカーのうまさの一つのポイントですが、
重心が低いというのが具体的にどういうことなのか、
重心を低くするにはどうすれば良いのか、
説明してくれるサッカーコーチはあまりいないのでは?
そこで重心が低い子、そうでない子の特徴をじっくり観察してみました。
「重心が低い=足が短い」ではありません(笑)
重心が低いというからには、
初めは重心の位置(≒おへそのちょい下)の高さが大事なのかと思いました。
ネットで調べてみると、「腰を落とせ」とか「ひざを曲げろ」とか出てきます。
でも子供たちをよくよく見ると、それは本質ではないことに気づきました。
確かに重心の低い子はひざが曲がって腰が低い。
でも、「腰を落とす」「ひざを曲げる」は結果論だと気づいた訳です。
重心を低くするときキーになるのはかかと
ではキーになるのはどこかというと、かかとです。
重心の低い子は、地面に足全体がべたっとくっついている瞬間が長いです。
一方、重心が低くない子はかかとを地面からすぐに離してしまいます。
かかとを地面につけている時間をどれだけ長くできるかに着目してみてください。
もちろん、かかとを地面につける時間を長くするためには、足首、ひざ、股関節の使い方が変わってきます。(その結果として重心が下がる・下げることが出来る)
そのことを意識しながら鬼ごっこなどで動き回れば、重心は低くなっていくのではないでしょうか。
我が家の小僧は友達のお父さんから、「重心が低くていいね」と褒められることがよくあるのですが、小さい頃から足裏の使い方を意識したおかげかもしれません。
ただ、子供になれない動きを意識させるのが難しいですよね。
それについてはいい方法を見つけたらまた投稿しますね。