やろうと思ったことが上手く行かないとき
何かが上手く行かない時、それはどのような時でしょうか?
- やろうとした通りに出来れば、上手く行くはずだけど、その通りに出来ない
- やろうとした通りに出来ているのに、うまくいかない
このどちらかです。
さて、上手く行かないときに1なのか2なのか正しく分けて考えられているでしょうか?
1であれば足りないのは技術。
・・・技術を身につければ出来るはず。
2であれば、判断が間違っているはず。
・・・その通りやって上手く行かないなら別のことをしないと。
技術か、判断か・・・見極めないとどうなるか
ある日、我が家のサッカー小僧はドリブルのとき同じパターンで奪われやすいことに気づきました。
そこで、小僧は足技を練習。
しかし、足技を練習しても、やはり同じパターンで奪われる。
つまり、そのパターンに入ってしまう時、
足技を使おうと思っているのに上手く行かなくて奪われているのではなく、
あるタイミングでボールをある方向に運んでいることが問題でした。
技術的には問題なくても、やろうとしていることが良くない。
それを解決するために、どんなに足技を練習しても、上手く行くはずがありませんよね。
上手く行かなかったら技術練習が第一選択肢になりやすいですが、
技術か判断か見極めないと、解決に近づくことなく報われない努力を続けることに・・・
これじゃサッカーが嫌になるかもしれません。
(その努力は別の時に役に立つかもしれませんけどね。)
見極めるためには、深く掘り下げて
先ほどの例では、
ドリブルが上手く行かない → ドリブルのテクニックを練習すればいい
と判断した結果、解決に近づかない練習をするはめになってしまいました。
ただ「ドリブルが上手く行かない」と
表面的なことしか見ていないとドツボにハマってしまいます。
悩んだら、上手く行かないのはなぜか、
ビデオを見ながら細かい所を一つ一つ確認したり、
似た失敗を比較してみたりすることで、
「な〜んだ、こうすればよかったのか」
ということが見えてくることは、よくあります。