子供に「がんばれ」と口で言うのは簡単なことです。でも、オヤジ・母親は頑張ってますか?・・・職場や家事できっと日々頑張っていることでしょう。だけど、そんな親の努力は、なかなか子供には伝わっていないかもしれません。
親の努力を見せよう
努力は陰でして、子供の前では何でも簡単に出来るスーパースターのオヤジ・・・かっこいいかもしれないけれど、子供に努力することを教えるのは難しいかもしれません。
親が壁に当たったときや、親が苦手なことをやらなければならないとき、一生懸命頑張る姿のほうが、子供たちに伝わりやすいと思います。
サッカーの練習は格好の材料
親がサッカーが得意でないならば、サッカーの練習を子供と一緒にやるのは努力を見せる格好の材料になります。
我が家のサッカー小僧がリフティングの回数が伸び悩んでいた時があります。
サッカー小僧にとっての初めての挫折だったかもしれません。チーム内でリフティング回数を競っていた時、最初はリフティング回数が一番だったのが、1人2人と抜かれていくと、だんだんやる気をなくし、練習をしなくなってしまいました。
そこで、サッカー小僧を熱烈に応援するオヤジもリフティングを頑張ることにしたのです。
サッカーが下手で良かった
私はサッカーが全然得意ではありません。その時リフティングと言えば10回も行かないぐらい。子供の方がずっと上手です。
それでも、子供のいる前でリフティングを練習しました。練習を続けていると、膝が痛くなってきましたが、まだ続けました。1.5時間ほど続けると、少し上達した感覚がえられ、最高記録ものびました。
何日かそんな練習を続けると、子供も感じ取ってくれたようです。
一時はリフティングの練習を初めても2分も持たずにあきらめていた子供が、それ以来、黙々と練習するようになりました。
もし私が最初からリフティングが大得意な親だったら、こうは出来なかったかもしれません。
努力することを教えたければ、サッカーが苦手な親にしかできない、サッカー小僧にとって最もわかりやすい材料は、サッカーの練習です。