偉大なる憧れの力 ー うちの子に効果が大きいのはスター選手ではなかった。
子供も大人も、目標となる人がいると力が発揮できるものです。
TVの中のスーパースターに憧れた
という子供時代を語るプロ選手も多いですね。
でも、我が家の小僧にとって、
スター選手へのあこがれの力よりも大きな効果を
発揮したものがありました。
それは、、、
私が買ってあげたシューズのサイズが大きすぎたので
きつくなってきたシューズをそのまま履きつづけていた時に、
その子が前使っていたのをあげると言ってくれました。
シューズをくれたお兄ちゃんはチームで一番上手い子。
さらに、息子が今取り組んでいる課題が
一番良く出来ている子でした。
シューズを履いてからはなんだか生き生き
プレーしてくれるので見ていて気持ちが良いです。
まだまだシューズをくれたお兄ちゃんには
遠く及ばないですが、
この調子でがんばってくれたらいいなと思います。
どういう目標でやる気が出るのか
やる気がでるポイントってそれぞれ違うんですね。
でも、共通していることもあります。
それは、
「目標にリアリティが感じられるか」
ということです。
スター選手にあこがれて練習している時、
「自分にはあのレベルはとても無理」
とは思っていないはず。
スター選手と全て同じには慣れなくても、
少なくとも何かの要素については
同じように出来るはずと思って練習していることでしょう。
逆に、
スター選手を見ても、
「自分には真似できない」
と思ってしまうと楽しい練習は出来ません。
プロの試合を見ても、自分の練習のモチベーションが
上がらない子はそういう部分が問題ではないでしょうか?
そんなときは身近なチームのお兄ちゃんを目標に
するのも良いかもしれませんね。
(親が目標を押し付けちゃダメですけどね。)