キック練習は動いているボールで
ボールを強くキックする練習をする時、フリーキックのようにボールを止めて蹴っていませんか?
想像してみてください。試合中にキックをする回数の中で、止まったボールを蹴るのはどれだけでしょうか?
サッカーの試合で強いキック(シュート・パス)をするのは、ほとんど
- 自分でドリブルをしているボールを蹴る
- 前・横から来たパスボールやこぼれ球を蹴る
のどちらかです。 止まったボールを蹴るのと真後ろから来たボールをダイレクトで蹴るのはあまり多くはありません。
しかし、日本のサッカー小僧たちがチーム練習前や空き時間でやっていることといえば、ゴール前に集まってボールを止めてシュート。この光景は本当に良く見られます。
止まっているボールを蹴る練習をするのはどんな場合
止まっているボールを蹴る練習をするのは、
- キックのときの足や体の使い方を確認するとき
- まだボールを蹴ること自体になれていない初心者
- ゴールキーパー
- チーム内でフリーキックをまかされる選手(になりたい小僧)
だけでよいでしょう。
ボールも自分も動きながら
試合で止まっているボールを蹴るより大事なのは、動いているボールを動きながら蹴ることです。 一人でやるならドリブル&シュート、何人もいればパスやディフェンダーのプレッシャーを交えてキックの練習をしましょう。
常に試合を意識する
キックの練習に限りませんが、試合で使う可能性の高いことから優先的に練習する意識が大切です。
効率の低い練習はやらない!良い意味で「怠け者」になりましょう。